骨粗鬆症とは
骨粗鬆症とは”年齢と共に骨の中のカルシウムが減って骨がもろくなる病気” であるとなんとなくイメージしていると思います
その通りで下図の右半分のごとくカルシウムが減り、骨の内部はスカスカになっていきます
骨は何でできている?
骨を鉄筋コンクリートに例えると、
鉄筋の部分は蛋白質で、これが柱(有機物)になり、 コンクリート部分はカルシウム(無機塩類)で強さを補強します
骨は活きている
体の中ではたえず、古い骨は破骨細胞によって溶かされ(骨吸収) 骨芽細胞で新しい骨が作られます(骨形成)
この作用を骨代謝といいます
骨がもろくなる
健康は人は骨代謝のバランスは保たれ、骨の強度は維持されますが、
骨粗鬆症の人は破骨細胞の力が強くなり、骨吸収が骨形成を上まわり、カルシウムの量が減りもろくなります
骨粗鬆症の原因
・年齢による閉経
・痩せていること
・カルシウムの摂取不足
・日照不足
・運動不足、
・過度の喫煙・飲酒
・胃の切除
・関節リウマチでステロイド剤の使用
などで骨がもろくなります
骨粗鬆症のよくある質問
Q1:どんな人に多い?
A:女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨が溶けるのを防ぐ作用がありますが、 閉経後このホルモンの低下にて骨量が減り、骨粗鬆症になりやすくなります
Q2:骨折しやすい?
A:当然骨がもろくなれば、骨折の発生率は上がります
・背骨・腰骨(脊椎圧迫骨折)
・腕の付け根(上腕骨外科頚骨折)
・手関節(橈骨遠位端骨折)
・足の付け根の骨折(大腿骨頚部骨折)
を起こす確率が増えます
Q3:骨折後どうなる?
A:ギプス固定や手術で動くことが減ると、体を使わなくなり、廃用性萎縮を起こし寝たきりになることも多いです
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