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腰痛に対して

総合的な考え方

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丹菊整形外科の腰痛治療法は、まず、医師の診察を受けていただき、その後、物理療法、リラクゼーション、運動療法を行って治療していきます。

症状、診察所見から原因疾患(椎骨・椎間板・椎間関節・筋膜性・筋性)を診断します。

脊髄圧迫症状があれば、手術の必要性を考え、連携医療機関に紹介し精査(MR検査)を行って頂きます。
保存的療法が選択されれば、薬物療法(湿布・塗り薬・内服・坐薬)・注射(トリガーポイント注射・静脈注射・点滴)、リハビリテーション等の保存的療法を行います。

更に必要な場合には、AKA(関節運動力学的アプローチ)・各種神経ブロック(椎間関節ブロック・硬膜外ブロック(腰椎部・仙骨部)・根ブロックなどを駆使して少しでも症状が軽快するように努力致します。

しかしどのようにしても軽快しない方や、治療方法に疑問がある方は、連携医療機関にてMR(磁気共鳴装置)検査を兼ねて、受診して頂き、より早く・的確に治療を進め、皆様に満足して頂ける治療に邁進しています。

診察時のポイント

症状が椎骨、椎間板、椎間関節、筋性、筋膜性由来か否かを診断します。
手術適応か否かの判断をします。
手術の必要性が考えられれば、速やかに連携医療機関に紹介します。

腰痛のタイプ

丹菊整形外科では腰痛には大きく4つのタイプがあると考えています。

Aタイプ

体を曲げると痛い+腰の横を押されると痛い
このタイプは、腰の筋肉や筋膜の損傷が疑われます。強く押すと緊張している筋肉を押すことになり痛みが増強します。
あくまで適度な強さで押してみましょう。

Bタイプ

体を曲げると痛い+お尻や足に放散する痛みがある
このタイプは、椎間板の損傷が疑われます。また、立つより坐ると痛い、体を曲げてすぐ痛くなるのではなく、ゆっくりと重く鈍い痛みが出てくるのが特徴です。安静時にも腰よりも足にかけての痛みが強く、寝返りなど体を動かすと痛みが強くなります。

Cタイプ

体を伸ばすと痛い
このタイプは、背骨の関節の損傷が疑われます。さらに、背骨の横を強く押すことにより痛みが発生します。痛みが、体を伸ばすとズキンとする痛みが出るのが特徴です。また、姿勢は前かがみのことが多い様です。

Dタイプ

体を曲げても伸ばしてもいたい
このタイプは、椎間板と背骨の関節の両方が損傷している可能性があります。どんな姿勢をとっても痛みがます。
もちろん、腰痛の症状、程度は様々であり、腰痛のタイプが単独に、あるいは複合的に発生しています。ですから、 自分でいたずらに診断せず、まずは医師への受診をお勧めします。

腰の疾患に対するリハビリテーション

障害を受けた場所にあわせ、物理療法、理学療法などを行いできるだけ早く回復できるよう治療を行います。

腰椎牽引

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腰椎牽引:腰を引っ張ることにより筋肉を緩めたり、背骨への負担を減らすことで腰の痛みや脚のしびれを和らげます。

干渉波

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干渉波:交差させた電極によって、体の深部まで電気を流すことにより痛みを和らげます。

ホットパック

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ホットパック:70~75℃のお湯で温めたもので障害部位を温め、血行を良くし痛みを和らげます。

マイクロ波

マイクロ波:極超短波により障害部位の深部まで温め痛みを和らげます。

リラクゼーション

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リラクゼーション:腰周辺やお尻、脚など痛みの原因や症状に合わせてリラクゼーションすることで、血行を良くし痛みを和らげます。

理学療法

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理学療法:腰周辺の筋肉を動かしたり、関節の運動を行うことで、痛みを和らげると共に腰痛の原因となっている部分の改善を促します。

腰痛の種類

一般的に、腰痛には次のような種類があると言われています。

主な病名 概要
急性腰痛症
(ぎっくり腰)
ぎっくり腰とは軽いものを持ち上げようとした時、くしゃみなど何気ない動作をした時など、フッとした動作で身動きができなくなるほどの激痛が腰を襲う急性腰痛と呼ばれるものです。 ぎっくり腰(急性腰痛症)の症状は、ドイツ語で「魔女の一撃」と呼ばれるほどの激痛が特徴です。 激痛以外の症状として、腰周辺の筋肉群に異常な緊張の連鎖が起きて、背部の筋肉が硬直してガチガチの状態で身動きができなくなります。  ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因は腰椎椎間板ヘルニアの急性期、重度のすべり症、椎間関節性腰痛症、筋膜性腰痛症、骨粗鬆症に伴う脊椎圧迫骨折、化膿性脊椎炎、癌の脊椎転移などがその根底にあると考えられます。  ぎっくり腰になってしまったら、安静が第一です。  激痛で動けないときはまず、姿勢を変えようとしないで少しでも楽な姿勢をとり、安静を保つようにしてください。 この場合、エビのように丸くなり横向きに寝ると楽なことが多いようです。  次いで足に神経症状(シビレ感、知覚障害、運動障害)のチェックをします。  チェックの方法は、足を触り軽くつねる、針の先などで軽く押して皮膚に感覚があるか否か、足や足指が正常に動くか否かを確かめます。  その結果感覚が鈍い、足・足指が動かしにくいような場合、排尿がうまくできない、排尿の感覚が鈍い時には直ちに医療機関を受診してください。  また、特に注意しなければならないことに、内臓疾患(解離性動脈瘤、心筋梗塞など)が原因と考えられる場合には、生命に係りますので、直ちに救急車を呼んで医療機関を受診してください。 通常のぎっくり腰は2~3日の安静で痛みが和らぐことが多いようです。 無理をしてはいけませんが、痛みが和らいだら医療機関を受診し、痛みの原因を見つけて治療を開始します。  われわれ整形外科では、診察、レントゲン検査(できればMR検査)等にて診断し、必要ならば硬膜外ブロック、椎間関節ブロック、トリガーポイント等の注射を行い、疼痛の緩和を図ります。  さらにコルセット、薬物療法・リハビリテーシ
腰部椎間板症 椎間板は脊柱(せぼね)の構成成分の1つであり、ブロック状の椎骨と椎骨の間に存在し、脊柱に可動性を持たせながらクッションとしての役割も担う組織です。椎間板は中央の髄核と外側の線維輪で構成されています。椎間板は常に力学的負荷を受けており、10代後半から加齢やストレスなどで髄核の水分が減少して変性という現象(すなわち老化)が起こります。 こうした老化現象によって椎間板の支持性やクッションとしての機能が低下すると、周りの神経を刺激したり、靭帯、関節や筋肉に負担がかかり、腰痛の原因になります。  こうした椎間板の変性による腰痛が生じた状態を腰部椎間板症と呼び、症状は急性、慢性の腰痛で体動時(特に前屈位)に痛みが強くなることが多く、下肢症状や膀胱直腸症状は伴うことはまれです。
腰部椎間板ヘルニア 椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態です。椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在しています。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成り、この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアです。 椎間板ヘルニアは、下位腰椎(L4/5,L5/S1)が最多で、次に下位頸椎に多く、胸椎には少ない。また、神経根走行の関係から、下位腰椎では、上位腰椎に比べ、神経根症状を起こしやすく、発見されやすい面もあるかも知れません。高齢になると、下位頚椎での可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなり、比較的上位の頚椎病変を来しやすくなります。すなわち、椎間板ヘルニアは、よく動く脊椎の部分で起こりやすいのです。
腰部脊柱管狭窄症 脊髄神経の通り道である脊柱管が何らかの原因で狭くなり、腰痛や下肢痛を生じる状態です。間欠性跛行(かんけつせいはこう)がみられ、歩行しているとだんだん足が痺れたり、痛くなったりしますが休むと回復するのが特徴です。また、会陰(えいん)部の感覚に異常が生じることもあります。なお、間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症でもみられるため鑑別が必要です。
腰椎分離症 腰椎分離症は体質的に骨が弱い部位があり、激しいスポーツによって起こる事が多く、過激な運動が骨に影響を与えることが知られています。子供の時期に過激なスポーツ活動などを行って生じる疲労骨折が主な原因だと考えられています。
腰椎分離症は腰椎の椎間関節の間で骨が分離したもので、第4、第5腰椎の間に多く発症します。分離した腰椎とその下の腰椎の連結が椎間板だけとなるために脊椎が不安定になり、周辺の靭帯や筋肉に負担がかかり腰痛をひき起こします。腰椎分離すべり症は腰椎分離により腰椎の椎骨が前方へずれた状態を言い、脊椎分離や椎間板の老化(弾力性・柔軟性の減少)などによっても起こります。多くは第5腰椎に発症し易く、すべりの度合いが大きいと脊柱管の中の神経が狭まれ結果的に脊柱管狭窄症を起こすこともあります。
脊椎骨粗鬆症 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状をいいます。背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折の原因となります。骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こりますが、骨粗鬆症においては、日常生活程度の負荷によって骨折を引き起こします。骨折による痛みや障害はもちろん、大腿骨や股関節の骨折はいわゆる高齢者の寝たきりにつながり、生活の質(QOL)を著しく低下させます。
変形性脊椎症 変形性脊椎症(へんけいせいせきついしょう)は中年以降に起こる老化現象でもあります。  背骨は椎骨が積み重なってできていますが、椎骨が作る関節の働きにより自由に腰をまげることができます。  関節が自由に動くのは、関節の表面が非常になめらかで弾力性のある軟骨によっておおわれているためであり、軟骨が加齢によりすり減り硬くなっていくことで関節同士がうまく合わなくなると痛みが生じます。  椎骨をつないでいる椎間板も加齢により弾力性が失われていき、椎間板の弾力性がなくなってくると、椎間板に接する椎体の角部分に力が加えられていき、その部分に骨が増殖し「骨棘(こっきょく)」と呼ばれるとげのような出っ張りが出来ます。そしてこの出っ張りが神経を刺激したり圧迫したりすることで痛みが引き起こされると考えられます。
心因性腰痛症 腰痛と言っても様々な種類があり、その1つに心因性腰痛というものがあります。心因性腰痛は、MR検査などを行ったとしても異常が見受けられないという特徴があり、疲労、ストレスなどが原因で起こる腰痛です。したがって、家庭がうまくいっていない、職場の人間関係に問題があるなどが原因となり腰痛になるのですが、現代はストレス社会とも言われており、心因性腰痛になる人は増加傾向にあります。
慢性腰痛を抱えている人の中にはうつ病の症状が見受けられる人も少なくありません。 薬物療法という手段もありますが、こういった精神的問題の場合には、精神科、心療内科などで治療やカウンセリングを行う必要がある場合もあります。そういった場合には、家族がまず病気を理解することが必要であり、環境を変える必要がある場合もあります。
この他には、腰痛体操を行う、毎日適度な運動、ストレッチを行うといったことも大切な治療法です。
脊椎圧迫骨折 骨が正常である成人男子にはまれな病気だが、高齢の女性には尻もちをつくなどの軽微な外力が脊柱の軸方向に加わった場合にでも起こり得ます。 こうした事故の場合、脊椎の圧迫骨折だけでなく、他の部位の骨折(骨盤骨折や下肢骨骨折など)や臓器の損傷をともなうこともまれではありません。 そのほか、内臓の癌の転移によって、骨の強度が低下している場合に圧迫骨折が起こることもあります。最も多くみられるのは、骨粗鬆症が原因で起こるものであり、高齢の女性の背中が円くなっていく(老年性円背)のは、胸椎に白然に起こった多発性圧迫骨折が原因です。

腰痛の原因

腰痛の主な原因と日頃の改善法をご紹介します。

  腰痛の原因 腰痛の改善方法
姿勢 前かがみ、中腰、前傾姿勢 作業姿勢を工夫
毎日2~3時間車を運転するなど、同じ姿勢を長く続ける 屈伸などその場でできる軽い運動をする
脚を組んで椅子に座るなど、姿勢が悪い 両足を揃えて椅子に座る、いつも同じ側でかばんを持たない
疲労 残業などで、疲れをためる 定時退社、家へまっすぐ帰る
朝食抜き、朝食が少ない、油もの・生野菜・果物 暖かいものを栄養バランス良
激しい運動などで、疲れをためる 軽い運動
足に合わない靴を無理をして履いている 適切な大きさの靴
腰が沈み込む寝具 敷布団は固すぎず、やわらかすぎないもの
睡眠不足 規則正しい睡眠
冷え きつすぎる冷房 適度な空調
油もの・生野菜・果物 暖かいものを栄養バランス良
  日光浴
半身浴 風呂に肩まで入ってゆっくり体を温める
スカート、きつい肌着 吸湿発熱性のある新素材、ウール。マフラー、ハイネック、ズボン

代表的な治療法

一般的な腰痛の治療法には次のような治療法があります。

治療法
運動療法 ストレッチ、腰痛体操、水泳、ジョギング、ウォーキングなど
装具療法 骨盤ベルト、腰椎コルセットなど
薬物療法 消炎鎮痛剤(湿布)、神経ブロックなど
理学療法 腰椎牽引、温熱療法、低周波通電療法など
マッサージ療法 あんまマッサージ指圧、鍼灸など
マッサージ療法 あんまマッサージ指圧、鍼灸など
手術 病態に応じた手術療法

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